面白い 短編小説

忙しいあなたにオススメ

ランチのアッコちゃん 柚木 麻子

屈託を抱えるOLの三智子。彼女のランチタイムは一週間、有能な上司「アッコ女史」の指令のもとに置かれた。大手町までジョギングで行き、移動販売車の弁当を買ったり、美味しいカレー屋を急遽手伝うことになったり。そのうち、なんだか元気が湧いている自分に気付いて…。表題作ほか、前向きで軽妙洒脱、料理の描写でヨダレが出そうになる、読んでおいしい短編集。

タルト・タタンの夢 近藤 史恵

商店街の小さなフレンチ・レストラン、ビストロ・パ・マル。シェフ三舟の料理は、気取らない、本当にフランス料理が好きな客の心と舌をつかむものばかり。そんな彼が、客たちの巻き込まれた事件や不可解な出来事の謎をあざやかに解く。常連の西田さんが体調を崩したわけは？フランス人の恋人はなぜ最低のカスレをつくったのか？　絶品料理の数々と極上のミステリをどうぞ！

ただいま神様当番 青山 美智子

ある朝、目を覚ますと腕に大きく「神様当番」という文字が!突如目の前に現れた「神様」のお願いを叶えないと、その文字は消えないようで…?小さな不満をやり過ごしていた同じバス停からバスに乗る彼らに起こった、わがままな神様の奇跡は、むちゃぶりなお願いから始まって―。5つのあたたかい物語。

試着室で思い出したら、本気の恋だと思う。 尾形 真理子

恋愛下手な彼女たちが訪れるのは、路地裏のセレクトショップ。不思議な魅力のオーナーと一緒に自分を変える運命の一着を探すうちに、誰もが強がりや諦めを捨て素直な気持ちと向き合っていく。「あなたといたい」と「ひとりで平気」をいったりきたりする女心を優しく励ましてくれる物語。
ルミネの広告コピーから生まれた恋愛小説。

ジヴェルニーの食卓 原田 マハ

印象派の巨匠4人の美の謎を色鮮やかに描き出した短編集。
モネ、マティス、ドガ、セザンヌという4人の印象派の巨匠たちの、創作の秘密と人生を鮮やかに切り取った短編集。語り手は画家の身近にいた女性たち。美術史や評伝から見えてこない画家の素顔や心情が、キュレーターの経験がある作家の想像力によって色鮮やかによみがえる。

まとめ

【忙しくても小説は読みたいよね！】

忙しい！
時間がない！
でも本が読みたい！

そんな時に、短編小説があれば
さっと読めて幸せな気分になれます。

今回は読みやすい文庫本からピックアップしました！

あれ？なんか食べ物の小説多いな笑

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