小説

泣きたい夜におすすめ本

涙活は心と感情のデトックス

ライオンのおやつ 小川 糸

人生の最後に食べたいおやつは何ですか?
若くして余命を告げられた主人公の雫は、瀬戸内の島のホスピスで残りの日々を過ごすことを決め、穏やかな景色のなか、本当にしたかったことを考える。
ホスピスでは、毎週日曜日、入居者がリクエストできる「おやつの時間」があるのだが、雫はなかなか選べずにいた。
食べて、生きて、この世から旅立つ。
すべての人にいつか訪れることをあたたかく描き出す、今が愛おしくなる物語。

桜のような僕の恋人 宇山佳佑

美容師の美咲に恋をした晴人。彼女に認めてもらいたい一心で、一度は諦めたカメラマンの夢を再び目指すことに。そんな晴人に美咲も惹かれ、やがて二人は恋人同士になる。しかし、幸せな時間は長くは続かなかった。美咲は、人の何十倍もの早さで年老いる難病を発症してしまったのだった。老婆になっていく姿を晴人にだけは見せたくないと悩む美咲は……。絶対号泣するやつ。

君の膵臓を食べたい 住野よる

ある日、高校生の僕は病院で一冊の文庫本を拾う。タイトルは「共病文庫」。それは、クラスメイトである山内桜良が密かに綴っていた日記帳だった。
そこには、彼女の余命が膵臓の病気により、もういくばくもないと書かれていた。彼女はその病気を周囲には伝えていない。学校で唯一そのことを知る人物となってしまったのだ。そこから強引な彼女に引っ張られて様々な経験をする。映画も小説も泣ける!

エミリの小さな包丁 森沢 明夫

信じていた恋人に振られ、職業もお金も、居場所さえも失った25歳のエミリ。藁をもすがる思いで10年以上連絡を取っていなかった祖父の家へ転がり込む。
心が荒みきっているエミリは、人からの親切を素直に受け入れられない。しかし、淡々と包丁を研ぎ、食事を仕度する祖父の姿を見ているうちに、小さな変化が起こり始める。食に対する姿勢、人との付き合い、もののとらえ方や考え方……。周囲の人たち、そして疎遠だった親との関係を一歩踏み出そうと思い始める

とんび 重松 清

昭和三十七年、ヤスさんは生涯最高の喜びに包まれていた。愛妻の美佐子さんとのあいだに待望の長男アキラが誕生し、家族三人の幸せを噛みしめる日々。しかしその団らんは、突然の悲劇によって奪われてしまう―。アキラへの愛あまって、時に暴走し時に途方に暮れるヤスさん。我が子の幸せだけをひたむきに願い続けた不器用な父親の姿を通して、いつの世も変わることのない不滅の情を描く。魂ふるえる、父と息子の物語

まとめ

【泣きたい時にはこの小説を読むべし‼︎】

みなさん、「涙活」という言葉はご存知ですか?

毎日頑張っているわたしたちは、日々感情を押し殺しがちです。
悔しいことや悲しいことがあっても、なかなか泣ける機会がない。

その時に考えられたのが「涙活」。

感動する映画や本を読み、思い切り泣く。
すると、心がスッキリして前を向ける。
そんな効果があります。

友だちにも弱音を吐けない。
会社の愚痴が言えない。
つい心の中に溜まってしまうグレーの霧を
今回の小説を読んで吹き飛ばしましょう‼︎

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