小説

【何回読んでも幸せになれる物語】


*マカン・マラン*


元エリートサラリーマンにして、
今はド派手なドラァグクイーンのシャール。
そんな彼女が夜だけ開店するお店がある。

そこで提供される料理には、優しさが溶け込んでいる。
早期退職者候補になった、仕事一筋の40代キャリア女性へは「春のキャセロール」を。
手料理を食べなくなった中学生男子には「金のお米パン」。
仕事に夢を見られない、20代のライターには「世界で一番女王なサラダ」。
そして、病を抱え、倒れてしまったシャールへ、彼女に助けられた人々が素材を持ち込み、想いを煮込めた「大晦日のアドベントスープ」。

じんわりほっくり、心があたたかくなる至極のストーリー。


寒くなると、なんだか寂しい気持ちになって
心がざわざわする
前に進まなきゃと思う気持ちと、
とにかくぐでたまになりたいんじゃーという気持ちがごっちゃになる。

そんな時は新しい本を読まずに
自分が安心できる本を読むようにしています。
なので、ヘビロテ本はボロボロです。

その中の1冊がマカンマラン。
どんな人にもおすすめできる本で
今まで何冊勧めたことか♬

こんな夜食が食べられるお店があったら
絶対通っちゃう‼︎読み終わってそんなお店がないか検索しました笑

何度読んでも素敵な話♡
読み終わりたくない、と何度も思う。
でもページを捲ればいつでもシャールさんに会える。単行本も好きだけど、いつでも持ち歩きたいから文庫本も早く出ないかな( ´ ▽ ` )






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